A代表デビューの森下龍矢、冷静な自己分析に称賛相次ぐ 「言語化と解像度に驚いた」「好青年感が凄い」
JFAの公式YouTubeチャンネル「JFATV」がインタビュー映像を公開
森保一監督率いる日本代表は、6月15日に国際親善試合でエルサルバドル代表と対戦し6-0で下した。この試合で先発を飾り、A代表デビューとなったDF森下龍矢(名古屋グランパス)のインタビューに反響が広がっている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
フル出場で6-0の勝利に貢献した森下。前半早々に相手が1人退場となるイレギュラーな展開だったが、安定した守備、左サイドのMF三笘薫やFW中村敬斗との連係で攻撃にも積極的に参加した。
この試合の裏側に日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネル「JFATV」が注目。代表活動の度にチームに密着した「Team Cam」が公開した「エルサルバドル戦の舞台裏」の動画内で、森下へのインタビューが公開されている。
森下は「今までとは全然数の違う人たちがSNSとかピッチで応援している人もそうですけど、色々なものを通して見ているんだというのもすごく感じましたし、やっぱり責任をもってプレーしないといけないというのを、ずしんと心の奥に感じるような、そういう緊張感がありました」と、自身が肌で感じた熱量の違いを明かす。
「試合が終わって、サポーターの皆さんがグランパスの17番のユニフォームとか24番の代表ユニフォームとか持っているところをみると、ここでデビューできたことって当たり前じゃないんだなとすごく嬉しい気持ちになりました」と代表デビュー戦後の心境にも触れている。
その後、自身の課題について冷静に分析。「走力の部分では(自分の持ち味を)出せた」と語る一方、「球際のところは今までの僕の基準よりも相手と一歩近いとか、もう一歩早くなのか。多分距離が僕の場合遠くて相手にタッチされてアフターでファウルなってしまうシーンがいっぱいあった」と反省を述べた。
また、「三笘選手、中村選手がボールを持った時にどれだけ質の高いランニングができるかというところが勝負になってくると思っていて、もちろん走力はあるけれども、それをどう生かしていくかというところまで、正直全然追及できてなかった」と悔しさを露わに。「改めてこの代表のピッチに立って、素晴らしい選手がそれぞれいい持ち味を持っているので、それを消さずに自分の良さを出していく。そういう質の高いランニングを追求していきたいと思います」と、A代表初戦ながらも、すでに課題を認識して改善への姿勢を見せていた。
約3分弱のインタビューを見たファンからは「言語化と解像度に驚いた」「好青年感が凄い」「賢さと真面目さが伝わってきます」「客観視と自己分析がしっかりできててとてもクレバーな選手」「まだまだ良くなるんだろうな」「好きになりました」と絶賛の声が相次いでいる。