- HOME
- 今日のピックアップ記事
- イングランド代表の10番アーノルドは「ショーの主役だった」 EURO予選で中盤起用「能力示した」
イングランド代表の10番アーノルドは「ショーの主役だった」 EURO予選で中盤起用「能力示した」
マルタ代表と対戦し、4-0で勝利
イングランド代表は現地時間6月16日、2024年欧州選手権(EURO)予選のグループC第3節でマルタ代表と対戦し、4-0で勝利を収めた。この試合では背番号10を背負ったDFトレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール)が中盤の一角として躍動。ギャレス・サウスゲート監督も絶賛する活躍を見せた。
正確無比なキックと抜群の攻撃性能を誇る右サイドバックとして知られるアレクサンダー=アーノルドはこの試合で、MFデクラン・ライス(ウェストハム)、MFジョーダン・ヘンダーソン(リバプール)と並び、3枚の中盤の右で起用された。
2021年9月のアンドラ戦でもサウスゲート監督から同じポジションで起用されたことがあるアレクサンダー=アーノルドが、当時はまだ中盤でのプレーに適応しきれなかった。しかし、今季は所属のリバプールでもボールボゼッション時に中盤に入る”偽SB”としての役割を担っており、本人も中盤でのプレーに対する理解を深めていたようだ。背番号10を背負った24歳は存在感を発揮し、1-0の前半28分にはペナルティーエリアの外からミドルシュートで得点も決めるなど4-0の大勝に貢献した。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」の選手採点でアレクサンダー=アーノルドは単独トップの8点で、「以前、サウスゲートに1度だけ中盤起用された時とはまるで別人のようで、ショーの主役だった」と絶賛されていた。
また、英公共放送「BBC」によれば、サウスゲート監督は「彼は我々が考えていた通りの能力を示した」と語り、アレクサンダー=アーノルドのパフォーマンスが期待に応えるものだったと高く評価していた。
イングランド代表の右サイドバックにはDFキーラン・トリッピアー(ニューカッスル)やDFカイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)などタレント揃いで、定位置争いが特に熾烈なポジションの1つ。アレクサンダー=アーノルドの中盤起用は新たなオプションとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)