A代表初先発の久保、初の右サイド起用に戸惑い不完全燃焼 「試合にうまく入れなかった」
本田からポジション奪うも「個人的に課題が見えた」
大抜擢の期待には応えられなかった。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は、15日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア戦で、FW本田圭佑(ACミラン)の定位置である右ウイングの先発にFW久保裕也(ヤングボーイズ)を抜擢したが、決定機にシュートを外すなど不発に終わり、ハーフタイムに交代となった。
「勝てたことはすごく良かったが、個人的に内容は良くなく、課題が見えた」
久保はこう語った。所属クラブで公式戦3試合連続ゴールを決めている決定力が期待されたが、前半22分には右足でシュートを放つも、相手にブロックされた。
「持ち味? もっと出せたし、次につなげたい。試合にあまりうまく入れなかった。次につなげたい」と反省しきりの久保だったが、右ウイングのポジションは初めてのことだったという。
「初めて右サイドをやりましたし、慣れていかないといけない」と語った若武者は、「まずはチームで選ばれるように結果を出して、代表に選ばれたらチームに貢献したい」と、さらなる精進を誓った。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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