モドリッチ、クロアチア代表引退を海外報道「大会の終了後に別れ」 レアル退団も浮上か…中東が計306億円でオファー
クロアチア代表はUEFAネーションズリーグで決勝に進出
2018年にバロンドールを受賞したスペイン1部レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、大きな決断を迫られているようだ。スペインメディア「Todofichajes」は、クロアチア代表だけでなく、所属クラブであるレアル・マドリードを離れる可能性もあると報じている。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
クロアチアは2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)で決勝に進出し、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)でも3位に入賞した。現在行われているUEFAネーションズリーグ・ファイナルズでは、準決勝でオランダ代表に延長戦の末に4-2で勝利し、決勝に進出。この試合でも37歳のモドリッチは延長後半にPKを決めて健在ぶりを示している。だが、この大会を最後にクロアチア代表から引退するという。
記事では「まず、彼はクロアチア代表引退を決断する。数か月前から考えていたことであり、今回の大会の終了後に別れを告げる。彼が牽引するクロアチアは、過去のW杯で決勝と準決勝まで勝ち進み、今大会ではタイトルを獲得できる立場にある」と、タイトルで有終の美を飾る可能性を報じた。
さらにモドリッチはクロアチアだけではなく、レアルも離れる可能性もあるようだ。オランダ戦の前には、レアル残留を示唆していたモドリッチが、これまで退団を考えることもなかったが、素早い決断が求められる状況だという。1年の契約延長オプションがあるものの、レアルでは高いパフォーマンスが求められる。フィジカル面の高い要求に加え、中東からは高額なオファーが届いている。
また、イングランド代表MFジュード・ベリンガムの加入も影響しているという。ベリンガム自身は入団会見の際に「モドリッチ、(トニ・)クロースと一緒にいられることはプライスレス」と語っていた。しかし、彼の加入によりモドリッチの出場機会が減少する可能性があり、中東行きの可能性が高まっているという。
記事によれば「モドリッチは、フロレンティーノ・ペレス会長やレアル・マドリードの首脳陣に対して、来週に話し合いの場を持つように提案している。3シーズンで2億ユーロ(306億円)となるオファーも伝えて、最善の選択が何かを見極めるという。リオネル・メッシを獲得できなかったアル・ヒラルが獲得に動く」と伝えている。
今夏、モドリッチは2006年からプレーしているクロアチア代表、さらに2012年から所属するレアル・マドリードを離れることになるのだろうか。