冴え渡ったハリル采配 「勝つに値した」「グループの勝利」とサウジ撃破の選手讃える
本田、香川、岡崎の主力トリオ外しを決断
日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は、15日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の本拠地サウジアラビア戦で、FW本田圭佑、岡崎慎司、MF香川真司の3人をスタメンから外すギャンブルに出て、2-1の勝利を収めた。試合後は「我々の強い気持ちと勇気が勝利を呼び込んだ」と胸を張った。
「まずは選手を祝福したいです。本当に良い試合で勝つに値した。サウジアラビアも良いチームだった。我々にとって大きな勝利だ。スタジアムのサポーターに感謝申し上げる。皆さんの勝利でもあると思う」
指揮官はこう語った。試合前に先発落ちの可能性に拒否反応を示していた本田ら既存の主力トリオを外し、FW久保裕也、大迫勇也、MF清武弘嗣というメンバーをピッチに送り込んだ。期待の新戦力が躍動した前半は、スピード溢れる展開となった。後半は本田、香川、岡崎を途中交代でピッチに送り出し、本田と香川は後半35分に原口元気の2点目に絡むなど、ハリル采配は冴え渡った。
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