上田綺世、エルサルバドルDF一発退場での“意外な事実”を告白 「前半ずっと11対11だと思っていた」
前半2分に相手DFロドリゲスが上田を倒して一発退場
日本代表FW上田綺世(セルクル・ブルージュ)は、6月15日に国際親善試合でエルサルバドル代表と対戦して6-0で勝利したゲームでPKを決め、代表初ゴールを挙げた。そのPKを誘発した場面で相手が退場処分を受けていたが、「前半ずっと11対11だと思っていた」と、意外な言葉を話した。
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試合開始からわずか1分、左サイドでMF三笘薫がドリブル突破でファウルを受けてフリーキックを獲得すると、キッカーは久保。左足での正確なクロスが入るとゴール前でDF谷口彰悟がヘディングで決めての先制点になった。さらに相手のキックオフ直後、最終ラインにバックパスをした相手に久保とFW上田綺世でプレスをかけると、相手がコントロールミス。これを上田が奪うと、ペナルティーエリア内で相手DFロナルド・ロドリゲスが上田を抱え込むように倒してファウル。PKとレッドカードの判定で、相手が10人なった上にPKを上田が決めて前半4分で2点リードを奪った。
PKでの代表初ゴールを「とりあえずホッとしている」としたストライカーは、2点目につながったプレスも「相手のキックオフをやらせないというのは決めごととしてあった」と話す。しかしこの時、上田は「倒れていてレッドカードが出たのを見ていなかった」のだという。そのため、「倒れていて10人になったのを気づいていなくて、前半ずっと11対11だと思っていた。ハーフタイムまで気づかなかった」と、自身の好プレーで相手を数的不利に追い込んでいたことを知らずにプレーしていたと話した。
ベルギーでのゴールラッシュで新たな代表のエースとしての期待も懸かるが、まずは代表初ゴールで肩の荷を下ろした。続く20日のペルー戦での連続ゴールも期待される。