清武&原口弾で日本が首位サウジを2-1で撃破! 勝ち点を10に伸ばし暫定2位に浮上

“本田、香川、岡崎外し”のハリル采配が的中 大一番に競り勝つ

 ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の大一番サウジアラビア戦は、前半終了間際の45分にMF清武弘嗣がPKを決めて先制すると、後半35分にはFW原口元気が追加点を決めて2-0とリード。終了間際に1点を失ったものの、2-1で勝利し勝ち点を10に伸ばし首位サウジアラビアに並んだ。

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督はこの一戦でFW本田圭佑(ACミラン)、MF香川真司(ドルトムント)、FW岡崎慎司(レスター)の3人をベンチスタートにする大ナタを振るった。1トップにFW大迫勇也(ケルン)、トップ下にMF清武弘嗣(セビージャ)、右サイドにFW久保裕也(ヤングボーイズ)を起用し、左サイドに同予選3戦連続ゴール中のFW原口元気(ヘルタ)の攻撃陣が送り込まれた。

 日本は守備ブロックを作って挑んだ先月の敵地オーストラリア戦とは打って変わり、積極的なプレスとパスワークで試合の主導権を奪った。最前線で大迫が縦パスを収めることで攻撃にリズムが生まれたが、サウジアラビアの最終ラインを崩しきるには至らなかった。前半20分には、ドリブルで持ち運んだ原口から大迫にパスが通り、大迫は相手DFに体を預けながら反転シュートを放ったが、相手GKに阻まれた。

 そして同43分、大迫のポストプレーから清武、久保とつながり、中央に折り返したボールを清武がシュート。これをブロックした相手MFアブドゥルマレク・アルハイブリのハンドと判定され、日本にPKが与えられた。相手選手の抗議があったものの、同45分に清武がこのPKをゴール左に決め、1-0と先制に成功してハーフタイムに突入した。

 

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