セットプレーで谷口の飛び込みにドンピシャで合わせて先制

　森保一監督率いる日本代表（FIFAランキング20位）は、6月15日にキリンチャレンジカップ・エルサルバドル代表（同75位）戦の試合開始早々にDF谷口彰悟がMF久保建英のフリーキック（FK）から先制ゴールを挙げた。テレビ解説を務める元日本代表DF槙野智章氏は、ゴールにつながった久保のFKを絶賛した。

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　日本はキックオフから最初の攻撃でチャンスを作る。左のMF三笘薫にボールを送ると三笘が倒されてFKを獲得。ボールの前には久保とMF旗手怜央が並んだが、左利きの久保がゴール前にボールを入れた。GKとDFの間を突く絶妙なキックに対して、谷口が飛び込んで高い打点のヘディングをゴールに突き刺した。

　ゴールが決まると、槙野氏は「（DFの）上からいきましたね！」と、谷口の初ゴールについてコメント。そしてリプレイの映像を見ながら、久保のFKについて「GKも出られないですね。これは」と言い、「ボールのスピード、落ち具合も完璧。谷口もよく合わせましたが、キッカーと入るタイミングがばっちり合いましたね」と、カタール・ワールドカップ（W杯）後3試合目で、第2次森保ジャパン初先発となった2人で挙げたゴールを称賛した。

　FIFAランキングでも格下の相手との試合になっているが、第2次森保ジャパン初勝利を目指す日本は幸先のいいスタートを切っている。