J1名古屋、福岡戦で発生した“試合中断”について報告 救急搬送されたサポーターは無事回復「突然のことで気が動転しましたが…」
第17節福岡戦の途中でレフェリーが試合を中断、急病人の処置にチームドクター等が駆け付ける
名古屋グランパスは、6月11日に豊田スタジアムで行われたJ1リーグ第17節アビスパ福岡戦(2-1)において発生した「試合中断について」公式声明を発表。観客席におけるサポーターの救急搬送に伴い試合が中断され、救急搬送されたのち、無事に体調が回復したと報告した。
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クラブ公式から、回復されたサポーターのご家族からのメッセージが紹介されている。
「先日の試合中に家族が突然意識を失い倒れ救急車で搬送されましたが、意識を取り戻し日常の生活に戻りましたのでご報告させていただきます。突然倒れた時には近くで観戦されていて素早く駆けつけていただき迅速な対応を行っていただいた医療従事の方々、運営スタッフ様に大変感謝申し上げます。処置の間に試合中断の決断をいだき人命を優先いただいた審判様、両チーム選手及びチーム関係者の皆さま、観戦中の方々に大変ご迷惑をかけことをお詫び申し上げますと共に感謝いたします。
また、後日ニュースで両チームのドクターの方々や選手にもご協力いただいたことを知り、大変感謝申し上げます。搬送時に拍手で応援いだいた、グランパスサポーターさま、アビスパサポーターさまにも感謝申し上げます。これまで大きな病気もなく突然のことで気が動転しましたが、スタジアムにいた皆さまのおかげで通常の生活に戻ることができ、引き続きサッカーが好きと言っています。本当に感謝申し上げます」
クラブ側も「当日、試合中断をご判断いただいた川俣主審をはじめ、マッチコミッショナーや審判団のみなさま、応急対応や救急搬送のサポートをいただいたお客さま、アビスパ福岡のスタッフ・選手のみなさま、そのほかスタジアムにいらっしゃったすべてのみなさまのご協力に心より感謝いたします。名古屋グランパスでは、今後も安心安全なスタジアム運営を心掛けてまいります」と感謝を述べていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)