退任決定のアルベル監督、長友佑都&新潟主将と感謝のやりとり 「父親のような深い愛情で…」「本当に出会えて良かった」

アルベル・プッチ・オルトネダ監督の退任が発表【写真:徳原隆元】
アルベル・プッチ・オルトネダ監督の退任が発表【写真:徳原隆元】

日本では4年間指揮

 J1のFC東京は6月14日、公式リリースでアルベル・プッチ・オルトネダ監督の退任を発表した。アルベル監督は発表後に自身の公式ツイッターにて、日本語のメッセージを投稿した。

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 アルベル監督はスペイン1部FCバルセロナのスカウトや、アカデミーコーチ・ダイレクターとして活躍。日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)や、スペイン代表FWアンス・ファティらを発掘した経験を持つ。2020年に来日し、当時J2のアルビレックス新潟にて日本での監督キャリアをスタートさせた。

 新潟では20年、21年の2シーズン指揮を執り、チームにパスをつなぐサッカーを定着。J1昇格を達成することはできなかったが、新潟は翌年にJ1昇格とJ2優勝を達成し、躍動感溢れるスタイルを基にJ1リーグを戦っている。当時から新潟の中心選手である主将・堀米悠斗は同監督の解任を受け、自身の公式ツイッターで「本当に出会えて良かった」と感謝のメッセージを発信した。

「サッカーのことも、それ以外の人生において大切なことも、たくさんのことを教えてくれてありがとうございました。 本当に出会えて良かった。 またいつか、会えることを楽しみにしています。 いつでも日本に、新潟に遊びに来てください」

 また、22年にFC東京の指揮官に就任したアルベル監督と約1シーズン半を過ごしたDF長友佑都も自身の公式ツイッターにて、「どんな時も父親のような深い愛情で包んでくれたことを忘れません」と、スペイン人監督にメッセージを届けた。

「アルベル監督 あなたからたくさんのことを教わりました。共に歓喜し、共に苦しんだ日々。どんな時も父親のような深い愛情で包んでくれたことを忘れません。これから別々の道に進みますが、あなたとあなたの家族の幸せを心から願っています。Muchas gracias.Te amo mucho!!」

 アルベル監督も2選手のツイートに日本語でそれぞれ反応し、感謝の言葉を交換。FC東京と新潟のファン・サポーターからも、「新潟に今のフットボールの土壌を築いた伝道師」「新潟に来てくれてありがとう」「感謝とリスペクト」「もっと長く一緒に良い旅したかった」など、アルベル監督との別れを惜しむ声も多く上がっていた。

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