J2仙台、サポーターの威嚇行為を謝罪 磐田選手パフォーマンスへ抗議「絶対おやめください」
クラブリリースで発表
J2ベガルタ仙台は6月14日、第20節ジュビロ磐田戦の試合後、相手選手が示した試合中のパフォーマンスへの抗議として、一部サポーターによる威嚇行為があったことを謝罪した。
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クラブの発表によると、ユアテックスタジアム仙台で行われた試合後、一部の仙台サポーターが磐田選手の試合中のパフォーマンスに抗議するために、立ち入り制限エリアに進入し、磐田のチームバスを取り囲み、威嚇するなど危険な行為が確認されたという。
結果としてバスの出発が遅延したほか、関係者、業者の車両の出入り、および業務に影響が出る事象が発生。「ジュビロ磐田のみなさまをはじめ、関係業者のみなさま、ご心配いただいたみなさまには大変ご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
さらに「本件は、法令及び当クラブの観戦ルールに違反しており、事故、けがなど不測の事態にもつながりかねませんので絶対におやめください」と、観戦マナーの厳守を呼びかけている。
なお、この試合はアウェーの磐田が3-2で勝利。後半31分、磐田FW後藤啓介がチーム3点目を決めた直後、仙台サポーターが陣取るスタンドに向けて両手を耳に当てるパフォーマンスを示したことが、一部サポーターの反感を買っていた。
後藤は試合後のフラッシュインタビューで、このゴールパフォーマンスについて釈明。コメントは以下のとおり。
「前半からベンチで見ていて、ビルドアップしているだけでブーイングだったり、関係ない選手にブーイングするっていうのはサッカーファミリーである以上、やってはいけないと思うので、自分はそこに少しイライラしていて、結果で見返してやりたいと思っていましたし、関係ない選手にブーイングするっていうのは人としておかしいと思うので、自分はああいう形でした示せなかったのは、仙台サポーターや観ていた人には申し訳ないと思います」