遠藤航、新キャプテン就任! 第2次森保Jで前主将・吉田麻也を後継「感慨深い」
13日の練習後に正式就任を明言「もっと成長していけるかを常に考えないと」
日本代表は6月13日にトレーニングキャンプ2日目を行い、戦術練習などを行った。練習後に取材に応じたMF遠藤航は、第2次森保ジャパンの新キャプテンに指名されたことを明かしている。
これまでも、DF吉田麻也が不在の時にキャプテンマークを巻いた遠藤は、3月のウルグアイ戦ではキャプテンマークを巻き、途中出場となったコロンビア戦でもDF板倉滉からキャプテンマークを託された。
この時はまだキャプテンに任命されたわけではなく、「なんか渡してくれただけ。俺はそのままつけていればいいと思ったけど」と明かした。キャプテンに就任した遠藤は「僕は結構、クラブや世代別代表でもキャプテンをやらせてもらいましたが、このA代表でキャプテンマークを巻くのは特別な思いというか、感慨深い。でも、自分にできることは限られているので、今までどおりやることプラスチームがどういうふうにやっていけば、もっと成長していけるかを常に考えないといけない」と、コメントした。
そうした話は、キャプテン就任が伝えられた直後、キャプテンとしての第一声でチームメイトたちにも伝えられたという。
「選手たちに言ったのは、今話したA代表でキャプテンを務めることと、競争があるなかでやっていかないといけないこと。選手の立場は難しいというか、まずは競争に勝たないといけない。その一方で、(代表に)入るか入らないかわからない選手も、ここに来たからにはW杯で次に結果を残すためにはやらないといけないことがある。とにかく、ここに来たからには初めて入るとか、前回入れなかったとか、若いとか、ベテランとか関係なしに、しっかりこのチームがW杯でこの先日本代表がどうやったら優勝できるかとかを考えて行動してほしいという話をしました」
これまでMF長谷部誠、DF吉田麻也と、素晴らしいキャプテンがチームを引っ張ってきた日本代表。遠藤は欧州でも活躍する選手が増えた日本代表を、どのようなチームにまとめていくだろうか。