新エース堂安律、日本代表「10番」抜擢に“強気発言” 「すごい幸せなサッカーキャリア」
6月シリーズの2連戦で「新エース10」に指名
日本サッカー協会(JFA)は6月13日、6月シリーズの2連戦(エルサルバドル戦/15日、ペルー戦/20日)に臨む日本代表メンバーの背番号を発表し、空き番号となっていた10番にMF堂安律が抜擢された。同日の練習後、堂安は「自分にしか出せない色の10番を出したい」と新エースとしての意欲を示した。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
エルサルバドル戦(豊田スタジアム)を2日後に控え、新たに発表された日本代表の背番号では、MF三笘薫が7番、MF久保建英が20番に。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)以降、今年3月の第2次森保ジャパン発足時でも空き番号となっていたエースの10番には堂安が抜擢された。
10番指名時の心境について、13日のトレーニング後、堂安は「もちろん気合は入りました。ただそれほど考え過ぎてはいなかった。今は緊張感と責任感は感じています」とコメント。「自分にしか出せない色の10番を出したいなと、今まで背負ってきた(南野)拓実君や(香川)真司君、中村俊輔さんとか、彼らの真似ではなくて堂安律しか出せない10番像を作っていきたいと思います」と意欲を示した。
昨年のカタールW杯では、ドイツ戦、スペイン戦でゴールを挙げ、日本のベスト16入りに大きく貢献した堂安。A代表では厳しい競争に晒されながらも地道に結果を残してきたなかで託されたエースナンバー10について「もちろん代表の10番というのは特別な番号というのは認識しています」と、自覚を示す。
一方で「ただ自分がいつも運がいいと思うのは居心地が良くなった時に常に新しいプレッシャーがある人生なんですよね。新しい壁が降りかかってきてすごい幸せなサッカーキャリアだと思います」と“強メンタルぶり”も覗かせた。10番としての壁については「それほど今は考えていないですね。ただそのプレッシャーに打ち勝つメンタリティーはあると思っている。強気な姿勢ではいます」と語気を強めた。
(FOOTBALL ZONE編集部)