久保建英が分析するソシエダの強さの“秘訣”とは?「要因の1つだと思う」 新たに得た自信も「貢献度を認めてもらえた」
移籍1年目で9ゴールという活躍を遂げた
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は飛躍の1年を過ごした。移籍1年目で欠かせない存在へと成長した久保は、来季の残留を明言している。そのなかで、クラブはファン投票でのシーズンMVPを発表。久保が選出され、クラブ公式YouTubeチャンネルはコメントを公開した。
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出場機会を求めて、レアル・マドリードからレアル・ソシエダへ完全移籍した久保。今季は35試合に出場して9ゴールとスペイン挑戦4年目で自己ベストのシーズンを送った。チームとしても4位フィニッシュで来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を得ている。
各メディアが選出するシーズンベストイレブン入りするなど、高い評価を受けている久保。そのなかで、今回はファン投票によるMVPに選出されたことをクラブが発表した。受賞を受けて久保はコメントを発表。「まずはチームとして目標だったCL出場を達成できたことはすごく嬉しい。個人として僕のチームへの貢献度を認めてもらえて、ファンの方から選んでもらえるMVPは格別なので嬉しい」と、受賞の喜びを伝えた。
今季生まれた自信も得た。チームを支え続けたこと、力になれたことを前向きに捉えている。
「個人的にはチームが苦しい時に僕がチームの力になれた自覚もあるし、特に中盤から終盤にかけてチームが難しかった時期も僕はチームのために貢献できた自負はあったのでそこが嬉しい。ファン・サポーターの方もスタジアムに来るときはすごく楽しんでくれている方が多かったと思いますし、みんな僕たちのサッカーを見て満足して、お金を払う価値があったなと思って帰ってもらえるゲームがほとんどだったと思うので、自分たちが誇らしい」
一方で、チームの強さの秘訣を自ら分析。団結力の強さがソシエダの魅力の1つであることを明かした。「チームとしてもそうやってレベルの高い相手に競り勝ってCL出場権を取れたことは誇らしい。まずは一旦休んで、充電してというところですけど、個人的には早くCL始まってほしいなと、今から待ち遠しいですし。チームとしても選手があまり抜けず、ここでプレーしたいという選手の集まりがこのチームの強さの要因の1つだと思うので、来季も同じようなメンバーで高みを目指していけたら」と、すでに来季の対戦も心待ちにしていた。