ミランFWに囁かれる“サプライズ移籍”の噂 古巣セビージャと恩師率いるPSGが獲得に動くか

“チャイナ・マネー”が投下されれば…

 ミランはバッカの控えが不足している状況にあるのが現実だ。しかし、6日の敵地パレルモ戦ではバッカに代えて投入したFWジャンルカ・ラパドゥーラが決勝ゴールを決めた。冬の移籍市場に向けて本格的に“チャイナ・マネー”が投入されれば、絶対的なFWの獲得に動く方向性が指摘され、1トップのポジションを巡る争いはバッカにとって不穏な雲行きとなっている。

 元ブラジル代表FWルイス・アドリアーノや日本代表FW本田圭佑が冬の移籍市場でチームを去ることが現実的とされるなかで、ミランにとってはバッカを超えるようなFWを獲得して放出を容認するか、バッカを刺激しない程度の補強に留めるかの判断が難しいという。

 仮に、バッカを起用しないで結果を残す試合が続くようなら、ミランはエースをセビージャに売り戻すという選択肢も現実味を帯びることになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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