ムバッペ、今夏の移籍市場の“主役”へ 今夏中の売却が加速「マドリードへ移籍する可能性は高まっている」
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来夏に1年延長オプションを行使しないことをクラブに通達
昨年、パリ・サンジェルマン(PSG)との契約延長を果たしたフランス代表FWキリアン・ムバッペだったが、来夏に1年延長オプションを行使しないことをクラブに通達して大きな衝撃を与えている。フリーでの退団という最悪のシナリオを避けるため、今夏にも移籍する可能性が浮上しているようだ。
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ムバッペは昨夏の移籍マーケットでスペイン1部レアル・マドリードへの移籍が確実と見られていたが、急転直下でPSGと契約延長が決定。2年契約+1年延長のオプションという形でフランスの首都に残留を決めた。
しかし、英紙「ガーディアン」によれば、ムバッペは契約に含まれる3年目の延長オプションを行使しない意志を公式な文書を通じてクラブに通達したという。このままいけば2024年夏には契約満了となり、移籍金なしでクラブを去ることが可能となる。
それはPSGにとっては最も避けたい事態だ。同紙は「ムバッペは2024年に契約更新しないことを正式に決定し、PSGを唖然とさせた」と報じ、「現在の最も可能性の高いシナリオは今夏中の売却」と伝えた。
これまで複数のビッグクラブからの関心が伝えられてきたムバッペだが、やはり最も有力な移籍先として考えられているのは依然としてレアル・マドリードだろう。同紙は「スペインのクラブは2016年にモナコでブレークして以来、ムバッペの加入を熱望している。カリム・ベンゼマがサウジアラビアに渡って空位ができており、ムバッペがマドリードへ移籍する可能性は高まっている」と指摘している。
フランス代表でワールドカップ優勝も経験しているムバッペにとって悲願のタイトルはUEFAチャンピオンズリーグといわれている。PSGは今夏にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団も決まっていることから欧州内での競争力低下は免れないだろう。そうした事実もムバッペの決断を加速させたのかもしれない。
昨夏に移籍市場を賑わせたムバッペが、今年もマーケットでスポットライトを浴びる存在になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)