久保建英、ファン投票のMVPに選出で「10点満点だった」 スペイン紙も称賛「賞を集め続けている」
移籍1年目で9ゴールを挙げ、チームのCL出場権獲得に貢献
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は飛躍の1年を過ごした。移籍1年目で欠かせない存在へと成長した久保は、来季の残留を明言している。そのなかで、クラブはファン投票でのシーズンMVPを発表。久保が選出され、スペイン紙「AS」はコメントを報道した。
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出場機会を求めてレアル・マドリードからレアル・ソシエダへ完全移籍した久保。今季は35試合に出場して9ゴールを挙げ、スペイン挑戦4年目で自己ベストのシーズンを送った。
各メディアが選出するシーズンベストイレブン入りするなど、高い評価を受けた久保。そのなかで、今回はファン投票によるMVPに選出されたことをクラブが発表した。
「AS」は、久保のコメントと合わせて充実のシーズンを称えている。
「タケ・クボはレアル・ソシエダでの素晴らしい1年目を終えて、賞を集め続けている。ファン投票によって選ばれたMVPではクラブそのものの賞となった。『ラ・レアルでは10点満点だった。チームが勝ち点3という気概を必要としていた重要な瞬間に自分の顔を見せたと思うし、チームに大いに貢献できた部分もあったと思うし、それを誇りに思う』」
久保にとっても、今季は納得のいくシーズンだったようだ。それでも、要求が高く複雑で、長い1年となったという。「すべてが終わった今では、短かったようで、あっという間に過ぎたと思われるかもしれないが、途中でワールドカップ(W杯)があり、数か月中断したので、とても長いシーズンだったような気がする。私たちはたくさんの試合をしてきましたが、ファンが僕をMVPに投票してくれたことがとても嬉しい」と、受賞を喜んだ。
今季は4位に終わった。日本代表戦もあるが、短いオフも楽しまなければならない。それにもかかわらず、久保はすでにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でのデビューに焦点を当てているようだ。「今は休んでバッテリーを充電する時間だけど、フィールドの輪の中でCLのアンセムを聞きたい、チャンピオンズリーグに出場したいという願望はすでにある。結局のところ、我々は少し苦しんだが、CLでプレーできないというプレッシャーも楽しんだ。我々がCLに出場する必要があるということを人々が当たり前のこととして認識したことは、集団レベルで非常にいい成果だ」と、苦しい時期も乗り越え手にしたCL出場権に自信を持っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)