今季三冠達成のマンC、”ペップ王朝”は2025年まで? 契約延長の意思なしと海外記者が指摘
2025年までの現行契約を全うへ
イングランド1部マンチェスター・シティは今季プレミアリーグ、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の三冠を達成し、歴史に名を刻んだ。チームはジョゼップ・グアルディオラ監督の下で無類の強さを誇り、一時代を築いてきたが、ペップによる王朝は2025年までとなるようだ。
2008年にトップチーム監督デビューを果たしたグアルディオラ監督はスペイン1部FCバルセロナで4年、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンで3年と短いスパンでチームを渡り歩いた。しかし、2016年に就任したシティは今季で7年目。1クラブでの在籍期間としてはすでに最長となっている。
昨年11月に2025年まで契約を延長した際にグアルディオラ監督は、「何かが壊れたと感じ時、私は辞任するかあるいはもう契約を延長することはなくなるだろう。私はファギー(アレックス・ファーガソン)やアーセン(・ベンゲル)のようにとどまることはないと言い続けている」とコメントし、長期政権を築くことに関心がないことを強調していた。
そうしたなかで米スポーツ専門テレビ局「ESPN」のロブ・ドーソン氏によれば、グアルディオラ監督は2025年までとなっている現行契約満了後に、クラブと新たな契約を結ぶつもりはないという。今季チームを悲願のCL制覇を導いた名将がシティを率いるのは最長でもあと2シーズンということになるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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