ベンゼマの背番号は現時点では空き番号のまま

　スペイン1部レアル・マドリードの伝統のエースナンバー背番号「7」の継承者が決まった。

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　今季まではこの7番は2019年に加入したベルギー代表MFエデン・アザールが背負っていたが、そのアザールは今月限りで退団することが決定していた。

　現地時間6月12日、レアルはスペイン1部ラージョ・バジェカーノから下部組織出身のDFフラン・ガルシア獲得を発表。公式サイトで同選手は来季から背番号20を背負うことが明らかにされた。それに伴い、今季まで20番をつけていたブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが新たに7番をつけることになった

　スペイン紙「マルカ」は「アザールの7。その前はクリスティアーノ・ロナウドの7。そしてそのさらに前ならラウール（・ゴンザレス）の7、（エミリオ・）ブトラゲーニョの7、ファニートの7。レアル・マドリードの看板選手が背負う番号であり、クラブにとって伝説的な番号である「7」をヴィニシウス・ジュニオールが着用することになる」と報じた。

　また、21番をつけていたブラジル代表FWロドリゴは、アザール同様に退団するスペイン代表MFマルコ・アセンシオの11番を引き継ぐことに。主力選手に定着したブラジル代表コンビが揃って背番号を一新することになった。

　なお、絶対的エースだった元フランス代表FWカリム・ベンゼマ（→アル・イテハド）の9番は現時点では空き番号のままとなっている。イングランド代表ハリー・ケイン（トッテナム）など新たなストライカーの獲得が噂されているなか、7番と同様に誰が継承者となるのかは注目だ。