PK2度失敗の鈴木優磨「毎日沖で練習してましたが…」 上田綺世&三竿健斗が頭を撫でて慰め「元気出そう」

鹿島でプレーする鈴木優磨【写真:徳原隆元】
鹿島でプレーする鈴木優磨【写真:徳原隆元】

自身の公式SNSでユーモアも交えて投稿

 鹿島アントラーズは6月11日、J1リーグ第17節で湘南ベルマーレと対戦し1-0で勝利を飾った。1点を先制し迎えた後半終盤には、ペナルティーキック(PK)の最大のチャンスもあった。ここで、やり直しのキックも含め2度外してしまったFW鈴木優磨を、試合後に慰める元チームメイト2人の姿があった。

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 前半43分に得たフリーキックで、FW樋口雄太が豪快な一撃を沈め勝利をもぎ取った鹿島。ホームチームには後半34分、追加点を奪う最大のチャンスが訪れる。MFディエゴ・ピトゥカがペナルティーエリア外から放ったシュートが相手DFに直撃。その跳ね返りが湘南DF大岩一貴の右腕に当たり、鹿島がPKをゲットする。

 キッカーを務めたのは背番号40を背負う鈴木。ゴール右を狙ったキックはGKソン・ボムグンに弾かれ、湘南MF中野嘉大にクリアされてしまった。得点機会を逃したかに思われたその後、プレーが切れた際に上田益也主審がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)と交信。守備側の選手がキックの前にペナルティーエリア内に侵入していたとして、PKのやり直しとなった。

 2度目のキッカーも鈴木が請け負い、今後は先ほどのキックとは逆のゴール左を狙ったが、またもソン・ボムグンにセーブされ得点ならず。湘南の守護神の2度のビッグセーブに追加点を阻止される形となった。

 試合後、鈴木は自身の公式インスタグラムのストーリー(24時間で消える動画・画像)を更新。1人のファンの投稿を引用し「毎日沖(悠哉)でpkの練習してましたが意味がないと判明しました。 今後pk以外でチームに貢献します! いや、蹴るかも。笑」と思いを綴った。

 さらに昨季までチームメイトだった元日本代表MF三竿健斗(サンタ・クララ)も自身のインスタグラムのストーリーを更新。試合を観戦したことを報告し、日本代表FW上田綺世(セルクル・ブルージュ/22年夏まで鹿島でプレー)とともに鈴木の頭を撫でる“慰めシーン”を「元気出そう」と言葉を添えてアップした。

 この投稿も引用し同じくストーリーに投稿した鈴木。かつてのチームメイトからのエールを受けて、次節以降での躍動に期待が高まる。

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