原口の口調が最も明るくなったテーマは… 「自信を持って、自分を信じて、味方を信じて」
最終予選では3試合連続スタメンで3試合連続ゴール中
日本代表FW原口元気は、決戦を明日に控えて完全に“集中モード”に突入している。バヒド・ハリルホジッチ監督が率いる日本代表は14日、ロシア・ワールドカップアジア最終予選の大一番サウジアラビア戦の前日練習を埼玉県内で行ったが、練習後に取材対応したアタッカーは言葉少なに「自信を持って、自分を信じて、味方を信じてやれば、必ずチャンスは来る」と意気込んだ。
原口はこの最終予選の初戦UAE戦(1-2敗戦)こそ後半30分からの出場だったが、その後の3試合はスタメン出場し、3試合連続ゴール中と勢いを見せる。
今や日本の頼れるアタッカーとなりつつ原口だが、クロスに合わせる形やカウンターなどゴールパターンが多彩になってきた点について、「バリエーションが増えたのはいいことですし、また違う攻撃ができるというか。そういうことも色々と考えながらやりたい」と手応えを得ている。
FWでは同世代の大迫勇也(ケルン)が11日の国際親善試合オマーン戦で2ゴールの活躍を見せ、サウジアラビア戦でもスタメン出場の可能性が浮上している。原口は「(大迫は)誰よりも(ボールが)収まるので、彼に入った後の飛び出しはイメージしたい」と語る。
その一方で、「ただパターンを一つに絞りたくはないし、色々とイメージしていた方が良いので。結果的にゴールを取ればいいし、勝てばいい。僕自身、ゴールが取れなくても勝ちたいので」と、勝利のみを追求する構えだ。
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