三笘は「プレミアベストの1人」 ブライトン同僚DFが絶賛「右SBの選手はみんな、彼の悪夢にうなされている」

今季ブライトンで活躍した三笘薫【写真:ロイター】
今季ブライトンで活躍した三笘薫【写真:ロイター】

プレミア1年目は33試合で7得点5アシストを記録

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ1年目でビッグクラブから関心を集めるほどの活躍を見せた。同僚の23歳DFヤン・ポール・ファン・ヘッケは、「右サイドバック(SB)の選手はみんな、彼の悪夢にうなされている」と、その実力に舌を巻いている。ブライトン地元紙「The Argus」が伝えた。

 三笘は川崎のアカデミーで育ち、筑波大を経て、2020年に川崎のトップチームに加入。その後、イングランド1部ブライトンと契約し、昨季はレンタル移籍先のベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで27試合7ゴールの結果を残した。

 今季はブライトンに復帰し、世界最高峰と言われるプレミアリーグで33試合に出場して7ゴール5アシストを記録。リーグ戦6位でクラブ史上初となる欧州カップ戦への出場権獲得の原動力となった。

 2020年にブライトンと契約後、2度のレンタルを経て復帰したオランダ人DFポール・ファン・ヘッケは今季、リーグ戦8試合に出場し、スタメンも3試合経験した。「今季は多くのことを学んだ」と語りつつ、同僚である三笘についても語っている。

「ある日、左サイドで1対1になったから、タイトにマークしようと思ったら、彼はアウトサイドでシュートを打ってきた。速くて、近づけなかった。次からはもう少しインサイドに入って守備をして、スペースをカバーできるようにしなければいけないと思った。プレミアリーグを見渡しても、彼はベストの1人だ。右SBの選手はみんな、彼の悪夢にうなされている。すごく速くて、自分ができることをよく理解している」

 三笘の実力は誰もが認めるところで、チームメイトにとってはこれほど頼れる存在はいないと言えるかもしれない。

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