柏DF、瞬時でイエロー2枚の退場劇に日本代表OBが「妥当」と見解 「笛が聞こえなかったと言うなら…」
元日本代表DF栗原勇蔵氏は柏DF立田に対する主審のジャッジを支持
柏レイソルのDF立田悠悟は、6月10日に行われたJ1リーグ第17節の横浜F・マリノス戦(3-4)、リードして迎えた終盤に退場となり、逆転負けの要因を作ってしまった。元日本代表DF栗原勇蔵氏は、「判定は妥当だと思います」と見解を述べている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
柏は3-2とリードして迎えた後半42分、横パスをコントロールできなかった立田が、ボールを持った相手FW宮市亮を手で引っ張って止めてしまう。池内明彦主審は、まずこのプレーにイエローカードを提示。宮市が倒れたあと、立田はこぼれたボールをピッチ外に蹴り出していたため、主審は1枚目の警告からおよそ1秒後、2枚目のイエローカードを提示して、1つの流れのプレーで一気に退場となってしまった。
これで数的均衡が崩れると、柏は一気に横浜FMに攻め込まれてしまう。そして、後半アディショナルタイムには、FWアンデルソン・ロペス、宮市と立て続けにゴールを許して3-4と逆転負け。先制ゴールのPKでもFWエウベルを倒し、2点目の場面でもエウベルにスペースを突かれた立田にとって、踏んだり蹴ったりの試合になってしまった。
SNS上でも大きな注目を集めた退場劇。元日本代表DF栗原氏は「判定は妥当だと思います」と切り出し、「問答無用でレッドカードでもいい気がします。(主審のジャッジの)笛が聞こえなかったと言うなら、あそこでボールを外に蹴るプレーもしないはずなので。F・マリノスは、立田のプレーによって勝利を掴むことができたと言っていいでしょう」と見解を述べていた。