柏がアウェーで3発! 井原体制で4戦8ゴール、ネルシーニョ前体制時の得点数に並ぶ

途中出場のフロートが勝ち越しゴール!【写真:徳原隆元】
途中出場のフロートが勝ち越しゴール!【写真:徳原隆元】

後半途中出場のFWフロートが勝ち越しゴール

 井原正巳監督の率いる柏レイソルは、6月10日のJ1第17節で2位の横浜F・マリノスとアウェーで対戦。途中出場したFWフロートが後半37分にゴールを挙げて、3-2と勝ち越しに成功した。

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 前半にPKで先制されるも前半40分にオウンゴールで追い付いた柏。その1分後に再び勝ち越しゴールを許したが、後半の立ち上がりにMF戸嶋祥郎が同点ゴールを決めると、その後も横浜FMを相手に押し気味に試合を進めた。

 そして迎えた後半17分、井原監督はFWフロートとDF三丸拡を投入して勝負に出る。これまでの試合ではなかなかフロートの高さを生かせなかった柏だったが、同28分にDF片山瑛一がゴール前にクロスを入れると、フロートがヘッドで合わせて逆転ゴールを決めた。

 今シーズン、柏の低迷の要因には得点力不足があった。実際、ネルシーニョ前監督の体制で戦った13試合では8得点しか上げられなかったが、井原監督就任後は前節の札幌戦で4得点を挙げたこともあり、4試合で8得点と前任者と同じだけのゴールをすでに記録した。

 井原監督就任後、まだリーグ戦で未勝利の柏だが、得点力不足という課題は克服しつつあると言えそうだ。

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