マンCマフレズ、サウジ1部移籍の可能性浮上 アル・アハリが年俸70億オファー提示か
シティで出番減のマフレズ、中東から破格オファーに英メディア注目
6月10日にトルコで行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で、イングランド1部マンチェスター・シティは、イタリア1部インテルと対戦する。この決戦を前に注目を集めているのが、アルジェリア代表FWリヤド・マフレズの去就だ。英紙「デイリー・ミラー」は、世界中のビッグネームにオファーを出しているサウジアラビアからの関心を伝えている。
これまで5度のプレミアリーグ優勝を経験しているマフレズは、今シーズンも公式戦47試合で15得点13アシストを記録して、3冠に突き進むシティでも中心的な役割を果たしている。そんなアタッカーに対して、サウジアラビア1部アル・アハリは年俸4000万ポンド(約70億円)を準備して、今夏の獲得に動くという。
マフレズはCL決勝で先発から外れる見込みであり、右ウイングではポルトガル代表FWベルナルド・シルバの先発が有力。なお、逆サイドにはイングランド代表FWジャック・グリーリッシュのスタメン起用が濃厚とされている。
絶対的な存在になり切れていない状況から、アル・ヒラルは1年間のオプション付きの年俸4000万ポンドの2年契約をオファーするという。マフレズはシティでの出場時間が十分ではないと感じており、アル・アハリへの移籍に前向きだろうとされている。その一方で、ペップ・グアルディオラ監督が売却を容認するかは不透明。シティがどれだけの移籍金を要求するかも定かではない。
すべてはCL決勝後に決着を見ることになるだろうが、サウジ1部リーグにはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに続き、フランス代表FWカリム・ベンゼマの参戦も決定。さらにコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハ、フランス代表MFエンゴロ・カンテ、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノといった選手もサウジ行きが報じられているなかで、マフレズも中東へ活躍の場を移すことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)