新潟で覚醒した“ファンタジスタ” 欧州挑戦の伊藤涼太郎、成長過程に脚光「年々決定力が上がっている」「凄まじいキレ」

移籍が決まった伊藤涼太郎【写真:徳原隆元】
移籍が決まった伊藤涼太郎【写真:徳原隆元】

プレーを回顧した動画が20万回再生を突破

 ベルギー1部シント=トロイデンへの完全移籍が決まったJ1アルビレックス新潟MF伊藤涼太郎は、6月11日のホームJ1リーグ第17節京都サンガF.C.戦がラストマッチとなる。そんな伊藤のこれまでのプレーを回顧した動画が20万回の再生数を超えるなど、さらなる躍進に期待が高まっている。

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 伊藤は作陽高校から2016年に浦和レッズに加入。翌17年に水戸ホーリーホック、19年に大分トリニータへの育成型期限付き移籍を経て、20年に浦和に復帰した。しかし、十分な出場機会を得られずに21年夏に水戸へ2度目のレンタル。翌22年に新潟へ完全移籍すると、その才能をようやく開花させJ2リーグ戦42試合で9ゴールをマークした。

 今シーズンJ1の舞台に戻ってきた伊藤は、16試合で7ゴールと爆発。第8節アビスパ福岡戦では、0-2の劣勢から起死回生のハットトリックと達成し、その名をさらに轟かせた。この活躍が認められ、6月5日にシント=トロイデンへの完全移籍が決定。初の海外リーグに挑む。

 スポーツチャンネル「DAZN」の公式YouTubeチャンネルでは、伊藤のこれまでの経歴をなぞった9分にも及ぶプレー集を公開。次第に決定力を身に着ける姿にファンからも「新潟から世界へ!」「年々決定力が上がっているのがよくわかります」「ファンタジスタ」「凄まじいキレ」「コウチーニョみたい」とその成長ぶりに称賛の声が相次いだ。

 11日のラストマッチが近づくなか、伊藤のさらなる活躍から目が離せない。

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