浦和、盤石の態勢で2冠とクラブW杯出場へ邁進! ペトロヴィッチ監督、クラブ最長6年目の指揮決定
12年に浦和の監督に就任 今季ルヴァン杯を制し、ついに国内3大タイトルの一つを獲得
浦和レッズはミハイロ・ペトロヴィッチ監督との契約を更新したことを14日に発表した。来季はクラブ史上で最長記録を更新する6年目の指揮になる。
2006年に来日したペトロヴィッチ監督はサンフレッチェ広島を指揮し、12年に浦和の監督に就任した。パスワークを重視した攻撃的なサッカーを浦和に植え付けたが、昨季まではあと一歩のところでタイトルを逃し、広島時代から続く好チームを作りながらの無冠に「勝負弱い」、「シルバーコレクター」という言葉が付いて回った。
しかし今季はルヴァン杯を制し、ついに国内3大タイトルの一つを獲得。リーグ戦も年間勝ち点1位に立ち、23日にスタートするJリーグチャンピオンシップ(CS)決勝進出も決めている。
浦和の監督に就任以来、リーグ戦34試合の順位では3位、6位、2位、2位、1位と、浦和を着実に強化。今季はAFCチャンピオンズリーグでも決勝トーナメント進出を果たし、FCソウル(韓国)とPK戦までもつれ込む激闘の末に惜しくも8強入りを逃していた。
CSを前に指揮官の続投も決まり、選手やサポーターからも“ミシャ”の愛称で慕われる指揮官とともに、浦和は盤石の態勢で06年以来のリーグタイトル獲得と07年以来のクラブワールドカップ出場へ邁進しようとしている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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