コルトレイクへの期限付き移籍が満了

　J1湘南ベルマーレは6月7日、ベルギー1部KVコルトレイクに期限付き移籍をしていたMF田中聡の復帰を発表した。これを受けてクラブ公式YouTubeチャンネルでは、田中へのインタビューを公開。ベルギー移籍を振り返り、改めて湘南の選手として戦う意欲を示している。

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　2002年生まれの“パリ五輪世代”としても注目を集める20歳のMF田中は、21年に湘南ユースからトップ昇格を果たすと主力に定着。湘南の活躍が認められると昨年8月にコルトレイクへの期限付き移籍が決定。さらなる飛躍に向けて活躍の場をベルギーに移した。

　コルトレイク加入後はフル出場を続けるも、足首の怪我などで戦線離脱をするとリーグ終盤戦では出場機会が減少。ベルギーリーグは全日程を終えシーズン終了を迎えたなか、湘南への復帰が決定した。

　そんななか、クラブ公式YouTubeチャンネルでは、ベルギー帰りの田中にインタビュー企画を実施。ベルギー移籍で変わったことや、湘南復帰への思いを明かした。

　ベルギーでの私生活は「日本の時より充実してました」と、海外での暮らしに満足した様子を見せ、「サッカーの実力的にもメンタル的にもまだまだ。今のままじゃ、海外では成功できないっていうふうに思って帰ってきました」と、悔しさを覗かせつつも、湘南での再起を誓った。

　ベルギーでは成功を収めることができなかったものの、確かな経験値を手にした田中。「また自分もこのクラブで活躍して、より高い順位にいけるように」と、7月21日以降の試合出場に向けてスタートを切る。