「サンパオリも気づいているだろう」　セビージャ監督へのアピールに成功とレポート

　セビージャの日本代表MF清武弘嗣は12日に27歳の誕生日を迎えた。前日の国際親善試合オマーン戦ではトップ下で先発出場し、1得点2アシストを記録するなどハリルジャパンで充実した時を過ごしている。スペイン紙「AS」も「清武、なんて誕生日だ！　日本代表で的を射て、さらに2アシストだ」と祝福した。

　清武はオマーン相手に格の違いを見せた。トップ下から何度もチャンスを作り出すと、正確なクロスとスルーパスFW大迫勇也（ケルン）の2得点を演出。後半にはPKで自らネットを揺らした。ホルヘ・サンパオリ監督率いるセビージャでは出番に恵まれておらず、リーグ戦では9月17日のエイバル戦（1-1）でフル出場して以降、リーグ戦では7試合連続欠場。今月2日のUEFAチャンピオンズリーグ、ディナモ・ザグレブ戦で15分間ピッチに立ったにのみだ。

　それでも同紙は「調子に影響はない」と清武の様子をレポート。「代表チームでは最近9試合で3得点を挙げ、他6得点に絡んでいる。サンパオリも気づいているだろう」と、指揮官へのアピールに成功したと報じている。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images