足をつった浦和選手を手助け 関西大FWのリスペクト行為に脚光「大事なことを教えてくれている」「ここまで追い詰めたのか」

浦和と対戦した関西大学のフェアプレーが話題に【写真:Getty Images】
浦和と対戦した関西大学のフェアプレーが話題に【写真:Getty Images】

関西大FW大矢の行動に天皇杯公式SNSも注目

 J1浦和レッズは6月7日に第103回天皇杯2回戦から登場し、関西大学と対戦。延長戦の末に1-0の勝利を収めたなか、関西大学の選手の行動が称賛を浴びている。

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 浦和は4日のリーグ戦から10人をスタメン変更し挑んだ一戦。前半は関西大学にシュートチャンスを与えるなど、劣勢の時間帯が続く。選手交代などで打開を試みるも得点にはつながらず。0-0のまま試合は延長戦に突入すると、延長前半14分に浦和がようやくゴールをこじ開ける。

 攻撃参加したDF荻原拓也から送られたマイナスのラストパスを、MF明本考浩が合わせ、こぼれたところをMF伊藤敦樹が押し込んだ。この1点を守り切った浦和が、J1の意地を見せ2回戦を突破。来月の3回戦ではモンテディオ山形と対戦する。

 そんななか、注目を集めたのは120分の死闘を戦った最中のワンシーン。DF犬飼智也が足をつった際に、関西大学FW大矢瑞樹が駆け付け足を伸ばす手助けをした。この場面に天皇杯の公式ツイッターも注目。「リスペクト」と題しその行為を称えている。

 SNS上でもファンから「大事なことを教えてくれている」「関西大学から学ぶフェアプレー精神」「スゲーな。ここまで追い詰めたのか」といった声があがり、話題を呼んでいた。

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