鎌田獲得を狙うミラン、もう1人のターゲットとは? 実力に太鼓判「潜在能力をさらに高めることができる」

エンポリMFバルダンツィの名前が挙がる
ドイツ1部フランクフルトとの契約が満了を迎えた日本代表MF鎌田大地は、イタリア1部ACミランからの獲得興味が大きなトピックとなった。そうしたなか、地元メディア「PianetaMilan.it」では鎌田に加え、もう1人の獲得ターゲットを指名しているようだ。
ミランへの移籍が決定的とされてきた鎌田だったが、強化責任者の元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏の解任が報じられると状況が変わる。クラブ内での騒動から、一旦鎌田を含む移籍市場の行動が見直される可能性も伝えられた。
そんなミラン移籍市場について、同メディアは「マルディーニとフレデリック・マッサーラの退団後、ロッソネリのステファノ・ピオリ監督がミランのサッカー決定においてより大きな発言力を持つようになった」と指摘。記事では「鎌田は確実」と獲得に自信を持っていると報じた。
そのうえで「鎌田大地だけでいいのかどうかはわからない」と、もう1人追加でターゲット候補を挙げている。それがU-20イタリア代表のエンポリMFトンマーゾ・バルダンツィだ。20歳の若きMFは、今季セリエAで26試合に出場し4ゴールをマークしている。
記事では「ミランはバルダンツィを特に高く評価している」とクラブ内での注目度に触れ、「パオロ・ザネッティ率いるエンポリですでにその強みを発揮しており、ミランでその潜在能力をさらに高めることができるのは間違いない」と太鼓判を押している。
激震のミランは、今夏の移籍市場でどんな決断を下すのだろうか。
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