「フル代表でも最高の仕事」 ルーニーがサウスゲイト体制の継続を熱望
イングランド代表の暫定監督に就任後、3試合で2勝
イングランド代表主将のFWウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)が、ギャレス・サウスゲイト暫定監督体制の本格化を望んでいる。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
イングランド代表はサム・アラダイス前監督のスキャンダルが発覚して以降、U-21代表を率いるサウスゲイト氏を暫定監督に昇格させて10月から戦っている。その戦いぶりは、ワールドカップ予選のゲームを3試合戦い、敵地でスロベニアとスコアレスドローに終わったものの、ホームではマルタとスコットランドにそれぞれ2-0と3-0で完勝している。
ルーニーは後任に様々な監督の名前が挙がるなかでも、サウスゲイト体制が続くべきだと話している。
「サウスゲイトはU-21でも素晴らしい監督として働いてきたが、フル代表でも最高の仕事をしている。彼が来てから3試合で2勝しているし、スロベニア戦も価値あるポイントと言えるものだ。もちろんFA(イングランドサッカー協会)に選択権はあるが、サウスゲイトがポールポジションであるべきであり、その選択が確実に正しいものになるはずだよ」
欧州選手権で失態を演じたロイ・ホジソン元監督、スキャンダルに消えたアラダイス前監督を経て、イングランド代表でも57試合に出場してきたうえに46歳とまだ若いサウスゲイト暫定監督は、選手たちのハートをつかみつつあるようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1