浅野が念頭に置く右サイド起用 大迫らFW陣との共存へ「3人目の動きを意識したい」
「結果を残している選手が多いので…」
「大迫さんはボールも収まるし、何でもできる選手。一緒にやるなら、収めたボールに3人目で動き出すことを意識したい。ただ、それは誰と組んでも同じだと思うし、裏を取れるのはみんなの動き出しがあるから。自分は常に誰とやってもイメージを持たないといけない」
その一方で浅野は「結果を残している選手が多いので、そこは自分も危機感を持って、まずは次の試合、ゴールという結果でチームに貢献しないといけない」と、ポジション争いに勝ち抜く意識も兼ね備えている。とはいえ、その俊足は大迫にも岡崎にも、同じリオ世代の久保裕也(ヤングボーイズ)にもない武器であることは間違いない。
必勝態勢で臨む15日のワールドカップ・アジア最終予選サウジアラビア戦では、1点を奪うためにFW陣を同時起用するシチュエーションも予想される。自らのゴールと“ジャガーポーズ”で勝点3をつかみとる――。浅野はそのイメージを高めているはずだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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