香川が「勉強になる」とトップ下の“ライバル”清武に刺激! 競演へのイメージも膨らませる
サウジ戦は「トップ下の出来が大事」
香川は「キヨはキックの精度やアシストの能力が高いと改めて感じる試合で、勉強になる」と同僚を称えている。ポジションは被るが「そのなかで、自分が入った時にどうするかイメージしたい。ただ、参考にする必要もある。僕たちは流動的に動いてリズムを作るタイプだと思うので、ボールタッチを多くしたい」と、清武と競演するイメージを膨らませていた。
香川はサウジ戦に向け「トップ下の出来がすごく大事」と断言している。定位置争いは清武が一歩リードした印象だが、日本のナンバー10を背負う男にも意地がある。「オマーン戦もそうだけど、うまく(ボールが)回った時にいい攻撃ができていた。あそこにボールが入った時にいい攻撃ができると感じさせる試合だし、改めて重要な役割だと感じた。その役割を担うために、周りとの連携は自分が中心になってやっていかなくてはいけない」とポジション奪取を誓った。
何よりも結果が求められる2016年ラストマッチだが、日本のトップ下を巡るポジション争いにも注目が集まりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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