強化責任者のマルディーニ氏解任でミラン移籍も白紙の可能性

　ドイツ1部フランクフルトとの契約が満了を迎えた日本代表MF鎌田大地は、イタリア1部ACミランへの加入が加速していると伝えられてきた。ただ、現地報道では一旦この話が白紙に戻る可能性もあり、獲得レースはいよいよ分からなくなってきている。「FOOTBALL ZONE」ではこれまでの報道からいくつか移籍候補を列挙し、読者アンケートを実施。鎌田の移籍予想を展開していく。

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　ミランへの移籍が決定的とされてきた鎌田だったが、強化責任者の元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏の解任が報じられると、状況が一変。イタリアメディア「ミラン・ポスト」によれば「現時点で移籍市場の行動はすべてがストップした」とクラブ内での騒動から移籍の話が白紙に戻ったことを伝えている。

　読者アンケートでは色濃く伝えられてきたミランへの移籍予想が一番高く、70％以上のファンが最有力候補に選んでいる。見解として「名声のあるチームでやりたいと思うので」「本田圭佑が不完全燃焼気味だったので、鎌田でリベンジしてほしい」「イタリアで活躍する日本人をまた見てみたい」といった声も上がっている。

　次点でイングランド1部（プレミアリーグ）のトッテナムを推す声も。「単純にプレミアでどれくらい通用するか見たい」「得点力よりも、ゲームメイカーのスキルアップを最優先に考えれば、トッテナムは最適なチーム」といった考察が展開されている。

　報道から可能性が低くなっているポルトガル1部ベンフィカ、ドイツのドルトムントは少数の投票となった。また、そのほかのクラブではスペイン1部アトレティコ・マドリード、バルセロナ、イングランドのリバプール名前も挙がっている。

■バルセロナ
「本人もビッククラブ願望がある中、ミランよりもバルサだろうと予想」―推定無罪 さん―

■アトレティコ・マドリード
「いいチームだし、コンスタントに試合に出場出来そうだから。あとスペイン挑戦して欲しい」―おわた さん―

■リバプール
「昔の香川みたいに、クロップが鎌田のことを気に入って獲得に動くと思う」―しゅん1833 さん―

　さまざまな欧州クラブから興味を示されている鎌田。ミランへ加入する可能性は未だあるにせよ、一発逆転を狙う他クラブとの獲得レースが再び熱を帯びていくかもしれない。