神戸イニエスタがファンに「お辞儀」 スタジアム一周での光景に脚光「日本の文化に馴染んでくれたことが有難い」
古巣バルサとの一戦は0-2で敗戦
ヴィッセル神戸は6月6日、親善試合でスペイン1部FCバルセロナと対戦。今夏限りで退団する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは後半35分までプレーしたなか、0-2で敗れた。39歳の名手は試合後、涙ながらに会場の国立競技場を一周したが、スタンドに向けたお辞儀に注目が集まっている。
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長年バルサでプレーしたイニエスタは、2018年5月に神戸へ移籍。5年間プレーし、今夏で神戸を離れることが決まった。
6月6日には古巣バルサと対戦。前半から2点をリードされたなかでも、イニエスタは神戸の攻撃を牽引して多くの見せ場を作った。後半35分に交代でベンチに退くことになると、現役時代にイニエスタとともにプレーしていた元スペイン代表MFシャビ監督も、拍手をしながらベンチを出てきて、かつてのチームメイトと熱い抱擁を交わして労った。
0-2で敗れたあと、バルサからは選手たちのサインが入ったユニフォームがイニエスタにプレゼントされ、シャビ監督や選手たちとともに記念写真を撮影。その後、会場の国立競技場を一周したが、途中に涙を拭うシーンもあった。
神戸公式ツイッターは、イニエスタのスタジアム一周シーンの動画をアップ。途中、駆け付けたファンにお辞儀する姿も捉えており、「アンドレスありがとう」「お辞儀という日本の文化に馴染んでくれたことが有難い」「イニ様」「最高や」「ずっといてください」といったコメントが寄せられていた。