【PR】Jリーグ勢の「FIFAクラブワールドカップ激闘史」 “世界3位”に3チームが輝く

C・ロナウドやネイマールとも激突

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 こちらは前年の浦和と違い、欧州王者の攻撃力を思い切り見せつけられる形になった。前半のうちに当時所属していたFWクリスティアーノ・ロナウドなどのゴールで2点を奪われると、1点を返した後半にFWウェイン・ルーニーの2ゴールなどで怒涛の3ゴールを奪われ、1-5とされた。しかし、ここからG大阪は試合終了にかけてMF遠藤保仁、MF橋本英郎のゴールで2点を返し3-5と詰め寄って意地を見せた。続く3位決定戦では、FW山崎雅人のゴールで北中米カリブ海代表パチューカ(メキシコ)を1-0で破り、Jリーグ勢として2大会連続の3位を手にした。

 躍進著しかったJリーグ勢だが、その後は2年間のUAE開催の間にアジアを制することができず、FIFAクラブワールドカップの舞台からも離れた。11年に再び日本開催が訪れると、Jリーグ優勝チームの柏レイソルが初めて開催国枠で出場。1回戦からの登場でオセアニア代表オークランド・シティーFC(ニュージーランド)を2-0で破り、さらには準々決勝で北中米カリブ海代表モンテレイ(メキシコ)にPK戦の末に勝利すると、準決勝ではJリーグ勢として初めて南米代表サントス(ブラジル)と対戦した。

 当時のサントスのエースが、現在バルセロナで活躍するブラジル代表FWネイマールであり、前半19分にあっさりと柏ゴールを破って、その得点力を見せつけた。柏もDF酒井宏樹のゴールで1点を奪うも、最終的には1-3で敗戦。サッカー王国ブラジルの力を見せつけられた。3位決定戦に進出した柏だが、アジア王者アル・サッド(カタール)にPK戦の末に敗れて4位。浦和とG大阪に続く3位とはならなかったが、大会4試合を戦い、存在感を放っていた。

 翌12年はサンフレッチェ広島がJリーグ王者として出場したが、準々決勝でアフリカ代表アル・アハリ(エジプト)に1-2と敗れ、日本勢として初めて準決勝に進めなかった。しかし、5位決定戦でアジア王者の蔚山現代(韓国)とのアジア対決を3-2で制し、意地を見せた。

 

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