「もっと守れ!」 レアル生え抜きがBBCトリオに苦言 「アンタッチャブルかどうかは問題じゃない」

偉大な先輩たちに物申す形もレアル愛ゆえ

 地元ラジオ局「カデナ・コペ」で25歳の生え抜きの星はこう語った。稀代のゴールマシーンとして機能するロナウドを中心に、BBCトリオはゴールを量産しているが、ここぞの大一番以外での守備は“省エネモード”。それだけに、バスケスは守備面での貢献を求めている。

「BBCがアンタッチャブルかどうかは問題じゃない。誰を起用するかは監督が決めること。僕たちは練習するだけだ!」

 偉大な先輩たちに物申す形となったバスケスだが、それも内に秘めた覚悟とレアル愛ゆえ。「ここ2年、3年でどうなるか分からないが、僕はレアル・マドリードで幸せ。僕は幸運だ。やりたいことをやって、給料を手にしている。子供の頃からレアルでのプレーが夢だった。全ての試合を決勝戦のように戦っている。出場機会を手にできずに怒ることは誰の助けにもならない。途中出場でもチームのためにベストを尽くさなければいけない」と熱弁を振るっている。

 ここ3シーズンで二度の欧州チャンピオンズリーグ優勝を飾った白い巨人の象徴“BBCトリオ”は、生え抜きであるバスケスの魂の訴えに耳を傾けるだろうか。

 

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