イニエスタは「日本サッカーにとっても伝説」 神戸同胞MFが語る影響力と貢献度
サンペールが同胞イニエスタを称賛「クラブだけでなく、日本サッカーにとっても伝説」
ヴィッセル神戸のスペイン人MFセルジ・サンペールは、今季で来日5年目を迎えた。スペイン1部の名門FCバルセロナで育った28歳は、スペインのオンライン新聞「RELEVO」のインタビューで、今夏で神戸を離れる元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの功績について語っている。
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2019年3月に下部組織時代から一筋で過ごしてきたバルセロナとの契約を解除し、神戸に完全移籍したサンペール。前年に加入していた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタとともに、神戸の“バルサ化”プロジェクトの一端を担った。
イニエスタ、サンペールのほかにも、元スペイン代表FWダビド・ビジャ(2020年1月に現役引退)、元ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン(22年1月に現役引退)、元スペイン代表FWボージャン・クルキッチ(23年3月に現役引退)ら欧州リーグで実績のある実力者を立て続けに補強した神戸。サンペールは、「三木谷浩史オーナーはバルサとは多くのつながりがあった。最初に説得したのはアンドレス(イニエスタ)で、そこからクラブが望むやり方でチームを作っていった」とイニエスタの存在が大きかったと明かした。
また、インタビューでは「サッカーの面以外にもイニエスタは重要な存在だったか?」と質問を受け、自身の見解を述べている。
「彼はクラブの歴史において、ビフォア・アフターを示す存在になったと思う。クラブだけでなく、日本サッカーにとっても、アンドレスはレジェンドだ。スタジアムが満員になったのは、アンドレスの存在があったから。すごく尊敬されている選手で、ここ(神戸)でプレーしなくなったとしても、影響力は持ったままだと思う」
39歳となったイニエスタは、神戸を離れたあとも現役を続行したい意向を表明している。日本サッカーに与えた影響と功績は、今後も語り継がれていくだろう。