神戸スペイン人MF、日本サッカーのレベルの高さに太鼓判 「最終的に誰もが驚くと思う」
神戸MFサンペールが日本サッカーのレベルを高く評価
ヴィッセル神戸のスペイン人MFセルジ・サンペールは、今季で来日5年目を迎えた。スペイン1部の名門FCバルセロナで育った28歳は、Jリーグのレベルについて「誰もが驚くと思う」と高く評価している。スペインのオンライン新聞「RELEVO」が伝えた。
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2019年3月に下部組織時代から一筋で過ごしてきたバルセロナとの契約を解除し、神戸に完全移籍したサンペール。前年に加入していた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタとともに、神戸の“バルサ化”プロジェクトの一端を担った。
22年3月に右膝前十字靱帯損傷で手術(全治8か月)を受け、今季はルヴァンカップでの出場のみにとどまっているサンペール。スペインのオンライン新聞「RELEVO」のインタビューで、日本サッカーの印象について「日本の選手はクオリティーが高い。すごくダイナミックで、ターンが素早いから、対応するのには少し苦労した。たしかに、彼らはルールや指導を大切にするから、何かを変えるのは少し難しいかもしれない。予測しやすいから、動きの狙いが分かれば予測できるし、僕たち外国籍の選手が差を生み出すことができる点だ」と語っている。
また、今季イングランド1部プレミアリーグで7得点5アシストの活躍を見せた日本代表MF三笘薫(ブライトン)の存在を引き合いに出し、「Jリーグがもっと評価されるべきか?」と問われると、サンペールは「そうだね。最終的には、誰もが驚くと思う」と答えている。
「みんな、チームのレベル、スタジアムやリーグの現状を見て、気にするべきだと言うんだ。三笘は素晴らしい選手だ。セルティックでリーグ得点王に輝いた古橋(亨梧)もいる。クオリティーの高い選手が多く、ヨーロッパのクラブにとっても(いい選手を見つける)チャンスのあるリーグだ」
サンペールは、5年間を過ごしてきたJリーグのレベルの高さを主張していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)