退団のアザール&ディアスが出場しなかった理由は? レアル監督が説明「本当のプロフェッショナルだった」

アンチェロッティ監督【写真:ロイター】
アンチェロッティ監督【写真:ロイター】

ベンゼマ、マルコ・アセンシオとともに今季限りで退団

 スペイン1部レアル・マドリードは、2024年まで契約を残していたベルギー代表MFエデン・アザールとの契約を解除し、1年前倒しで退団させることを6月3日に発表した。翌4日には、ラ・リーガ最終節が行われ、レアルはアスレティック・ビルバオと1-1で引き分けた。公式戦最後の試合になるアザールだったが、出場時間を与えられなかった。その理由をカルロ・アンチェロッティ監督が説明した。スペインメディア「Football Espana」が報じている。

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 今季限りでクラブとの契約が満了するFWカリム・ベンゼマのPKで1-1と引き分けたレアルは、元フランス代表ストライカーの退団によって、アザールやFWマリアーノ・ディアスらとの別れの雰囲気が薄まった。結果的に彼らはクラブでの最後の公式戦をベンチで過ごすこととなった。

 アザールとディアスはともに移籍金ゼロで次の活躍の場を探すことになる。アンチェロッティ監督は、彼らに別れの場を与えなかったことについて問われると、「私は5人の交代しかできない。彼らは出番を与えられなかったが、本当のプロフェッショナルだったということは伝えたい。最後の日まで、最大限の振る舞いを見せてくれた」と、感謝のコメントをしている。

 ベンゼマはサウジアラビアへの移籍が、マルコ・アセンシオはフランス1部パリ・サンジェルマンへの移籍が確実視されている。だが、一方でアザールとディアスに関しては、まだ不透明な状況となっている。

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