レアル監督、ベンゼマ退団に驚き「過渡期の一部ということ」 “0円”でサウジ移籍か「尊重しないと」
今季限りでの退団を発表
スペイン1部レアル・マドリードは、6月4日に行われたラ・リーガ最終節でアスレティック・ビルバオと対戦し、1-1で引き分けた。クラブを離れることが発表されたフランス代表FWカリム・ベンゼマは、惜別弾となるゴールをPKで決めている。ベンゼマの移籍について、カルロ・アンチェロッティ監督がコメントした。スペインメディア「Football Espana」が報じた。
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アンチェロッティ監督は、クラブが公式発表を行う前にベンゼマが退団することを発表。今月末で契約が満了を迎えるベンゼマは、移籍金ゼロでマドリードを離れることとなる。ベンゼマは残留を示唆するコメントを発していたことがあり、新たな1年契約を結ぶと思われていただけに、マドリード陣営はショックを受けているという。
サウジアラビア1部アル・イテハドと2年契約を結ぶことが確実視されているベンゼマについて、アンチェロッティ監督は彼の決断に驚いたことを認めている。
「私は世界でも最高の選手の1人と練習をしてきた。嬉しくはないが、尊重しなければいけない。彼には決断を下す権利がある。彼は忘れられない、レジェンド的なことをやった。驚きではあるが、過渡期の一部ということだ。私たちには、これから何をするべきかを考える時間がある。今朝、彼と話をして、彼はクラブを離れることを教えてくれた」
クラブはすでにFWマリアーノ・ディアスやベルギー代表MFエデン・アザールの退団を発表したが、1つの時代が終わりを告げることになりそうだ。
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