飲まなきゃやっていられない? ユナイテッドOB、FA杯会場を後にする際の“手荷物”に英注目
FA杯決勝の試合会場を後にするネビル氏、手に提げた袋にワインボトルと大量の缶が
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間6月3日、FAカップ決勝でマンチェスター・シティと対戦し、1-2で敗れた。同じ町のライバルに痛恨の敗北を喫したなか、試合後にユナイテッドOBが見せた姿が話題を呼んでいる。英紙「ザ・サン」が報じた。
FA杯決勝では初となる“マンチェスター・ダービー”は、開始直後にシティMFイルカイ・ギュンドアンによる電光石火の一撃で早速スコアが動く。出鼻を挫かれたユナイテッドはその後、前半33分にポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスがPKで同点弾を決めて試合を振り出しに戻す。
1-1で折り返した後半、先に一歩前に出たのはシティだった。同6分にコーナーキック(CK)の場面でMFケビン・デ・ブライネからのボールをギュンドアンが左足で合わせると、ゴール左のネットを揺らし決勝点に。シティが白熱のダービーを制し、今季2冠目を手にした。
安定した強さでFA杯も制したシティに対し、ユナイテッドOBはいたたまれない気持ちでいたようだ。「ザ・サン」紙は、決勝を終えてウェンブリー・スタジアムを後にする元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏の姿に注目している。
同紙がキャッチしたネビル氏は、英衛星放送「スカイ・スポーツ」の番組で司会を務めたこともあってか、やや疲れた表情で一仕事終えた様子。ネイビーのポロシャツに同色のジーンズという装いのネビル氏は一見すると身軽だが、右手で持つビニール袋に違和感が。写真が捉えたその中身はなんと、ワインボトルと大量の缶だった。
記事によると、ネビル氏は試合後に「ミニリタイアに入る。8月に会おう」とツイートしていたそうで、この自虐的投稿から推察するに試合中かなり飲んでしまったようだ。
ネビルといえば、1999年にユナイテッドで英国史上初となる「トレブル」(欧州3冠)を達成したメンバーの1人。そんな大偉業にリーチをかけた宿敵の姿は、ユナイテッドOBとして酒でも飲まなければ見ていられなかったのかもしれない。