今季16試合7ゴールとブレーク

　アルビレックス新潟は6月5日、MF伊藤涼太郎がベルギー1部シント＝トロイデンへ完全移籍することで合意したを発表した。ラストマッチは11日のホームJ1リーグ第17節京都サンガF.C.戦になる。

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　伊藤は作陽高校から2016年に浦和レッズに入団。翌17年に水戸ホーリーホックへ育成型期限付き移籍し、19年に大分トリニータ、20年に浦和へ復帰するも、21年にふたたび三戸へ加入した。そして22年から新潟に完全移籍。昨季はJ2リーグで42試合9得点し、J1へ昇格した今季は16試合7得点と存在感を示し、ブレイクを果たした。

　シント＝トロイデンは来季から2019年にヴィッセル神戸で天皇杯優勝に導いたトルステン・フィンク氏が就任。Jリーグ経験監督なだけに、伊藤のフィットに対して後押しとなる。また現時点で、日本代表GKシュミット・ダニエルやDF橋岡大樹、FW林大地、岡崎慎司が所属しており、頼もしい存在となるだろう。

　今季、Jリーグで大きな飛躍を遂げた25歳の伊藤。新天地でもさらなる活躍が期待される。