英衛星放送SNSが本拠地スタンドを感慨深そうに見つめるマウントの様子を公開

　イングランド1部チェルシーに所属するイングランド代表MFメイソン・マウントは今夏、下部組織から育ったクラブに別れを告げることが濃厚と見られている。去就に注目が集まるなか、本拠地で見せた感慨深い様子が話題を呼んだ。

　6歳でU-9チームに加入して以来、マウントはチェルシーで長い月日を過ごしてきた。プロデビューを果たしたオランダ1部フィテッセやダービー・カウンティFC（英2部）でのレンタルを経て2019-20シーズンにチェルシーに復帰すると、早速センセーショナルな活躍を披露。53試合に出場し、トップチームデビューシーズンに50試合以上の出場を果たした初のアカデミー出身選手となった。

　また、この年を含め4シーズン合計でリーグ戦129試合に出場し27ゴール・24アシストを記録するなど、コンスタントに成績を残している。

　ところがチェルシーは今シーズン、巨費を投じて選手を積極補強したことでトップチームの選手が飽和状態に。今夏の移籍市場では選手の売却も求められており、マウントもその1人として名前が挙がっている。

　そんななか、英衛星放送「スカイ・スポーツ」の公式インスタグラムは「チェルシーに別れを告げている？」とメッセージを添えたマウントの動画を公開。この動画でマウントは無観客の本拠地ピッチに現れると、感慨深そうにスタンドを見回している。途中でクラブスタッフと言葉を交わすも、その表情はどこか寂し気。まるでチェルシーでの日々を思い出しながら、別れを惜しんでいるようだ。

　この動画が公開されると、コメント欄には「マンUになんて行くな」「メイソン、去らないで」「退団しないことを願う」「（退団は）やめてー」といったマウントの残留を望む声が多数寄せられている。