広島の日本代表MF、試合終盤の “独走ドリブル弾”が話題 圧巻ゴラッソも思わぬ波紋「第一印象はオフサイド」
MF川村が後半アディショナルタイム3分に“ダメ押し”のゴールをゲット
サンフレッチェ広島は6月4日、J1リーグ第16節でホームに京都サンガF.C.を迎え3-1で勝利した。後半アディショナルタイムに“ダメ押し”の得点を決めた日本代表MF川村拓夢に多くのファンの注目が集まっている。
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後半14分に広島はMF茶島雄介のゴールで先制。10分後に京都FW豊川雄太の得点で1点を返されるも、同26分に再び茶島が決めて2-1と勝ち越しに成功する。迎えた後半アディショナルタイム3分、90分フル稼働の川村が魅せた。
自陣でボールを奪うと、前へ運ぶ。相手4人を置き去りにする独走ドリブルで抜け出すと、最後はGKの動きを見てゴール左へ冷静に決めた。試合終盤とは思えない力強い“ゴラッソ”で京都を突き放した広島は、3-1で勝ち点「3」を手にしている。
川村のゴールシーンはスポーツチャンネル「DAZN」の公式ツイッターでもピックアップされ、「日本代表・川村拓夢 最終盤にこのゴール 自陣からドリブルで持ち込み最後は独走 シュートも冷静でした」と称賛の言葉が贈られた。
するとSNS上のファンも「これはほんと圧巻」「最後よく走りました!」「早く海外チャレンジしてほしい!」「川村の花道!」「この時間でここまでの走力あるのえぐい」と称えたが、一方で味方のオフサイド疑惑にもさまざまな意見が出て話題となっている。
川村が京都の最終ラインに仕掛ける手前、寄せようとしたDF麻田将吾をFWナッシム・ベン・カリファがブロックする形に。結果的に麻田の反応が遅れ、川村のドリブルコースを空けることとなった。
得点シーンではネットを揺らしたのち、西村雄一レフェリーはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)と交信。オフサイドの可能性をチェックしたが、結局ゴールのまま判定に変更はなかった。
この点を指摘し「第一印象はオフサイド」「ジャッジリプレイ案件」「ディフェンスをブロックしてしまってる」といった声も上がり、そうした意味でも盛り上がったゴールと言えそうだ。