ベイルの先制ゴールが決まるも勝ちきれず

　ロシア・ワールドカップ（W杯）欧州予選が現地時間12日に行われ、スペイン、イタリアといったW杯優勝経験国が大勝を飾った。またFWベイルを擁するウェールズはエースにゴールが生まれたものの、ホームでセルビア相手に引き分けにとどまっている。

　今夏の欧州選手権（EURO）初出場で4強進出の勢いに乗ってW杯初出場を目指すD組のウェールズは、前半30分にベイルの先制ゴールでリードした。しかし後半41分に、セルビアのFWミトロビッチに同点弾を決められ1-1のドローに終わった。

　スペインとイタリアの2強と目されるG組は、両チームとも4-0で勝利。マケドニアと対戦したスペインは日本代表MF清武弘嗣とセビージャで同僚のMFビトロがチーム2点目を決めた。イタリアはリヒテンシュタイン相手にFWベロッティが2得点を挙げる活躍を見せた。

　I組ではEUROで決勝トーナメント進出を果たしたクロアチアとアイスランドが激突。クロアチアのFWブルゾビッチが前半15分、後半アディショナルタイムにそれぞれ得点を挙げて2-0と勝利している。