札幌MFが「ナイス判断」で話題 劇的Gで歓喜の輪→“咄嗟の1人行動”喝采「偉すぎる」
MF荒野拓馬が咄嗟に取った行動「ファインプレー」と注目
北海道コンサドーレ札幌は6月3日のJ1リーグ第16節の柏レイソル戦(アウェー)を5-4で制し、今季7勝目をマーク。両チーム計9ゴールが生まれる展開になったなか、後半アディショナルタイムの劇的決勝ゴール直後、歓喜の輪が生まれたなかでMF荒野拓馬が咄嗟に取った行動が話題を呼んでいる。
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札幌は前半10分、荒野がペナルティーエリア手前からミドルシュートを叩き込み先制。その5分後、柏MF戸嶋祥郎に同点ゴールを許すも同18分にMF駒井善成、同31分にFW小柏剛が加点し突き放す。それでも柏の反撃をかわせず直後にカウンターから失点すると、3-2で迎えた後半8分にFW細谷真大に同点ゴールを許した。
後半24分、MF金子拓郎の左足ミドル弾で再び勝ち越した札幌だったが、同アディショナルタイム(AT)に同点被弾。そんなシーソーゲームに決着をつけたのがDF田中駿汰だった。同AT3分、ゴール前で駒井、MF宮澤裕樹とつないだボールを右足で蹴り込む。この場面で一旦、オフサイドフラッグが上がったものの、VARチェックの末、得点が認められた。
この直後、札幌イレブンによる歓喜の輪ができたなか、荒野だけ1人、その輪から抜けてセンターサークルへと直行。中継では柏FW武藤雄樹と揉め合うような場面が一瞬映っていた。この行動はすぐに相手キックオフされることを阻むためのもので、仮に柏サイドのリスタートから試合が始まっていた場合、札幌陣内はがら空き状態で同点ゴールを許していた可能性があった。
その危険性を咄嗟に察知し、歓喜の輪から1人外れた荒野の行動がSNS上で話題に。ファンからは「めっちゃ冷静」「ナイス判断」「お前は最高だ」「偉すぎる」「ファインプレー」「影のMVP」「隠れたナイスプレーでは?」などといった喝采が相次いでいた。