古橋亨梧、トッテナム“50億円”移籍が浮上 エースFWケインの後継者に「リストアップ」と英報道
セルティックの国内3冠獲得に貢献した日本人ストライカーに関心
スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、現地時間6月3日のスコティッシュカップ決勝(対インヴァネス/3-1)で先制ゴールをマークし、チームの国内3冠獲得に貢献した。来季イングランド1部トッテナム移籍の可能性が噂されるなか、現地メディアは同クラブからの関心を報じ「約2500万ポンド(約43億円)から3000万ポンド(約52億円)を支払う用意がある」と伝えている。
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トッテナムは来季に向け、セルティックに今季リーグ戦、リーグ杯、スコティッシュ杯の国内3冠をもたらしたアンジェ・ポステコグルー監督の招聘を画策。早ければ近日中にも正式発表があるとされる状況のなかで、今季スコットランドリーグで27ゴールを叩き出し得点王に輝いた古橋が、オーストラリア人指揮官とともにプレミアリーグへ引き抜かれる可能性が伝えられている。
セルティックは3日のスコティッシュカップ決勝で3季ぶり通算41度目の優勝を果たし、今季公式戦の全日程が終了。そんななか古橋の去就に関して、英紙「スコティッシュ・サン」は「ボスであるアンジュ・ポステコグルーとともにトッテナム・ホットスパーから指名を受けた」と関心が寄せられていることを記し、日本代表ストライカーの来季プレミアリーグ移籍の可能性を報じた。
同メディアは、ポステコグルー監督の招聘が決定すれば「日本のエースを獲得する可能性が大きく高まる」と指摘。「古橋は28歳でスパーズにとって理想的な選手である。彼を獲得するために約2500万ポンドから3000万ポンドを支払う用意がある」と実際の獲得金額を交えて伝えられるなど、移籍が現実味を帯びていることが強調されている。
移籍先候補に浮上したトッテナムの前線にはイングランド代表FWハリー・ケインが君臨。チーム不動のエースは国内外のビッグクラブからの関心が伝えられ、今夏で退団の可能性もあることから、記事では「パートナー、カバー、あるいは最終的な後継者としてすでにリストアップ」されている状況だとの指摘もなされた。
ポステコグルー監督のトッテナム指揮官就任が間近に迫っているとされるなか、果たして古橋のプレミア移籍は実現するのか。セルティック移籍後、瞬く間にエースへ成長した日本人ストライカーの去就動向が一気に熱を帯びてきた。