神戸×川崎は、川崎の選手の移動が不可能となったため中止に

　ヴィッセル神戸と川崎フロンターレのJ1リーグ第16節は6月3日、台風2号の影響で公共交通機関の運転見合わせにより、中止となった。川崎の選手の神戸入りが不可能となったためだったが、一方で神戸はクラブの公式ツイッターで川崎から573kmの自転車移動してきたサポーターを歓迎している。

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　川崎の選手が神戸入りできなかったなか、大移動してきたサポーターがいた。ある川崎サポーターが6日間かけて川崎から神戸まで573kmを自転車で移動を達成。この日試合は開催されなかったが、スタッフらが待ち受け、サプライズで花束贈呈など行った。クラブの公式ツイッターはその様子を公開。「長い道のりお疲れ様でした！　またいつでも神戸にお越しください！」と動画を投稿している。

　スタジアム前ではスタッフが旗を振り、待ち構えた。川崎サポーターによると、「ようこそ神戸へ」という横断幕も掲げられていたようだ。

　この“神対応”にファンからは「神戸のスタッフ温かいなぁ」「ナイス対応スタッフさん」「ヴィッセル神戸さん、凄すぎます！！」「伝説になりましたね」「素晴らしい歓迎」「泣くわ」と反応が寄せられた。

　残念ながら中止となってしまったものの、お互いにとって特別な日となったことだろう。